母の検査が月曜日と聞かされ、検査のあとで呼び出しの電話がある、と聞かされていたのですが、火曜日の午後に変更。
やきもきしながらも落ち着かないので、種々の手続きや専門の意見を伺いに奔走。できるだけのことをと動けば動くほどに個々の行動に対しての結果待ちの時間が増えていくジレンマ。
はじめての事だらけで、正しく動けているのか、正しく理解されているのか、頭が半分真っ白というか働かなくなるものですね。
ようやく今日の午後2時にはじめて担当の先生にお会いすることができました。
先生とソーシャルワーカーさんと母と自分。重大な話でも後期高齢者だと直接ずばりと話すのか、と驚き。
急性骨髄性白血病 覚悟はしていても重く、つい先週までは想像もしなかった現実。これが母の現実、そして自分が受け止めないといけない現実。
子供の頃から登場人物が悲しい結末を迎える漫画を読んだだけで何故か死にたいような気持ちが心を蝕んできて振り払うのに苦労する自分が…。
天外二人、ふたりぼっちで生きてきた自分たち親子。母は確かに年老いたけれど、同じ世代の誰よりも強い気力と元気な人…だったのに。
告知だけではなく、年齢的に治療するのかどうか、病院で過ごすのか自宅が良いのか、最後のときは自宅で迎えたいか病院にするか…それらを矢継ぎ早にこの場で決めてほしいと…。
子供の頃に白血病で友達を失ったことがあり、その苦しい闘病を間近で見ていたから、いまの治療と全く同じでないとしても、助からない病気ではないと知っていても、いまの…91歳の母が治療を受ける…となるとむしろ寿命を縮めかねない。それはすぐに理解できました。母も彼の事はよく覚えているし、自分はじゅうぶんに生きたから、とあっさりと治療をしないことを希望しました。
視線が自然と自分に集まります。自分は…とっくにわかっている、結論は同じだ。ゆるやかにそしてたぶん思ってる以上に速やかに弱っていくだろう母とできるだけいままで通りに暮らす。なのに「それで良いです」という言葉が詰まりそうになる。
在宅で訪問に来て下さるお医者さんとかを決めていく話になる。介護の話もした…と思う。複雑な感情がぐるぐるして正確に思い出せない。メモをとろうとしていたのに途中で手が止まってしまっていた。
専門の方に取り持っていただけるよう手配していたので、そちらにも連絡していただけるよう伝えた。こんなの次々に素人の自分たちが最適解を決められるわけない。そう思った。
最後の時を自宅と病院どちらで迎えたいか…この質問には正直「そのときになってみないと判らない」そう思った。
流石に答えを一旦持ち帰らせてください。そうお願いした。
一応基本的な方針が決まったことで、これまで介護保険認定を受けていなかった母の申請をやっとできることになった。
通常よりも早く手続きが完了する書類を用意して下さったので、ケアマネージャーさんが決まるのを待つ。
先生とソーシャルワーカーさんから介護ベッドを推奨される。実際にケアマネージャーさんとお会いできたら、必須なのか確認の上、いまの家に設置可能か(かなり重いらしく築年数を質問された)、過去の入居者の事例も含め借家なので大家さんとも相談しようと思っている。
周囲からは引っ越しが長引いていることから、介護ベッドの設置場所を先に決めてもらったらどうかと言われ、納得しかけたが、引っ越しに立腹し消極的だった母が居ないこの期間にこそ、終わらせてしまうべき(効率が良い)だと考えている。
明日は残った一部の手続きや確認作業がある。その関係で明後日の予定も不明だが、一段落ついて待ちの日ができる筈。落ち着かない気持ちでネガティブに沈むくらいなら頭と身体を動かした方が良い。きっと良い。
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