201系(クハ201)の組み立て説明を開始します。
今回は第一回として下準備の話をします。
今回の展開図では選択式になっている部品がいくつかありますので、好みによって何箇所か組み立ての前に下準備の加工が必要になります。
ただし、「ヘッドマーク無し」、「東京行き」の車両(編成番号も省略)として組み立てる場合には以下の工作は必要ありません。
今回の説明はとばしてしまってかまいません。
印刷については今回細かな文字が多いのでつぶれてしまわないためにも専用紙(ペーパークラフト用など約0.15ミリ厚を推奨)でお使いのプリンターの高品位モードでの印刷をおすすめします。
まずはヘッドマークの表示部分です。
その前にヘッドマークそのものも新旧のタイプを選べるようにしてあります。
部品番号12番が旧型、新型が13番のグループになります。
今回使うものを決めてください。
12番の旧型の場合、オレンジの枠の部品の中を切り抜きます。

その裏に「特別快速」と書かれた部品を貼ります。
文字を「中央特快」にしたいときは「特別快速」とオレンジの枠の間にはさむように接着してください。
文字無しで枠のみにしたいときは「特別快速」の表示を切り抜いてから枠に貼ってください。
13番の新型の場合、やはりオレンジの部品の表示部分を切り抜きます。

その裏から12番の部品グループにある「中央特快」と書かれた部品を貼ります。
表示無しで枠のみにしたいときは濃いオレンジの部品を裏から貼ります。
次に……
車体の前面の表示です。
1番の部品の向かって右上は行き先を表示するところです。
最初から「東京」と書かれています。展開図で1番の部品の上に「中央特快東京」、「試運転」、「臨時」の三つの部品を用意してますので
この中のどれかに変更できます。ヘッドマークに文字を入れたなら「中央特快東京」にすることになると思います。
1番の部品の向かって左上は編成番号という番号と記号の組み合わせ(63H、71Hなど)が入ります。
四角く黒色の濃い部分が三つ並んでいると思います。ここに入ります。
作者は編成番号についてあまり詳しくないため実車の写真や資料などと照らし合わせて番号と記号を選ばれることをおすすめします。
この番号、白地に黒字、黒地に白字、デジタル表示の三種類を用意しています。
当然デジタルが一番新しくて白地のが一番古いタイプになります。

写真で丸印を入れてますが、このように切り抜いて裏から貼ると一番綺麗になります。
でも細かい作業なのでかなり難しいと思います。その場合は1番の部品の切り抜きはせずに、行き先や編成番号を上から貼ってください。
いちおう今回の組み立て説明ではヘッドマークに12番の旧型を使い「特別快速」の表示にして編成番号は黒地に白文字の「71H」に作ります。
この組み合わせの車両はイカロス出版の「形式201系」に写真があります。
最後に車体側面の表示です。
3番の部品を写真で示します。

丸で囲んであるところに方向幕という行き先表示があります。
ここの表示は前面の向かって右上で使ったものと同じ内容のを使ってください。それと貼るときは上下に注意してください。
いきなりややこしい話でしたが理解していただけたでしょうか(^-^;)
次回からはいよいよ車体を組み立てていきます。
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