ペーパークラフトの展開図を自分で作ることを目的とした初級講座です。
第三回のお題は「円柱と円錐」です。
まずは円筒を作ってみましょう。
コンパスを使って円を描きます。仮に半径4センチ(直径8センチ)とします。上下の面になるんで二つ描きましょう。
側面になる四角を描きます。高さは自由に設定できますが、仮に7センチとしてみましょう。幅はさっき描いた円の円周と同じ長さが必要です。
円周を求めるにはさっき描いた「円の直径×3.14」ですね。計算してみてください。

上下面に関して二通りののりしろの作り方があります。
のりしろを上下面に付けるか、側面に付けるかです。のりしろは数を細かくわけるほど丸みがつけやすくなります。
上下面につけるとのりしろが折りにくいので、側面に付ける方が良いかと思いますが、人によっては組み立てにくく感じるかもしれません。
この記事の例は、また仮面ライダーのアイテムですが、これも薄っぺらい円柱の一種です。
http://freef5.seesaa.net/article/166664692.html
次に円錐を作ります。
こちらは以前にクリスマスツリーを作る方法としても紹介したことがあります。
以下の記事です。
http://freef5.seesaa.net/article/134630416.html?1291116164
もう一度説明します。
円錐の斜辺の長さを半径とした円を描いておいて
360×(底面半径)÷(斜辺長)で角度を求めて扇形を作るんでしたね。
斜辺の長さを求めてみましょう。実際に作りたい円錐の側面図を描いてみましょうか。
計算が苦手な場合には、描いた絵の斜辺を実際に測ってしまうのが早いですよね(^-^;)
この図の場合だと、こうなります。

これで展開図が描けます。今回はコンパスの他に分度器も用意しましょう。

こうなりました。実際に描いてみて試してください。
今回もこの記事のためにサンプルを用意しました。
円柱と円錐を使ったクリスマスツリーです。フリーペーパークラフトのコーナーで公開してるのとは少し違ったタイプです。
色はみなさんで塗ってください。絵を描いても面白いと思います。
組み立て説明は簡単にこんな感じで。
・サンプルの展開図(JPEG画像の展開図)は下の画像をクリックして原寸表示にしてから保存してください。ほぼA4サイズになってます。

組み立ては公開中のツリーよりは簡単かもしれません。
切り取りやすいように丸くする部分ののりしろを少なくしてますから、丸みが付けにくいかもしれません。
そのときはのりしろの数を増やしてください。今あるのりしろを、それぞれ半分にカットするだけで良いと思います。
簡単な組み立て説明です。

次回は今回の円柱を応用した形を作ります。
人気ブログランキングに参加してます。
ポチッ!としてくださると嬉しいです。
↓↓↓ この記事の関連商品はこちらから ↓↓↓
amazonで買える ペーパークラフト 関連商品一覧はこの文字をクリック(広告)

Amazonベーシック 算数キット コンパス 黒鉛 消しゴム シャープナー 分度器 三角形 定規 キャリングボックス 10点入

ウチダ KD型製図器 SEセット 『SE17品組 鉛筆製図セット』 010-0006 設計製図用品