前回は道具について書きました。今回は組み立てまでにやっておくと良い作業と部品の切り取りについて書きます(^-^)
インターネット上で手に入るペーパークラフトのデータをプリンターで印刷して組み立てることを前提とした話になります。
ネット上で入手したデータを用紙に印刷したら、まずは部品の折り目に折り癖をつけておくと組み立てが楽になります。
そのために鉄筆(書けなくなったボールペンでもよいです)で折り線をなぞります。
山折りでも谷折り(山折りと谷折りについては次回説明します)でも表からなぞって大丈夫ですよ。
直線は定規を当ててまっすぐになぞりましょう。
ふつう古典的な作法(?)からすると、折り線は他の線と区別するために点線になっているものなんですが……
ここで公開している展開図もふくめて折り線も実線で描かれていることがあります。
理由としては、自分の場合は完成品を眺めたときに点線が描かれているとちょっと興ざめするかな、と思うからです(^-^;)
この場合は折り線を見分けるのが難しくなりますが、組み立て説明や完成見本の写真なんかを見ながら折り線を見極めてください。
部品を切り取るときは基本的にハサミを使いますが、はじめからきっちり部品の輪郭に沿って切っていくよりもあらかじめ余白込みで大きめに切っておいて、それから細かいところを切っていくほうが楽だと思います。
丸い部品を切るときは、紙を回すようにすると綺麗に切れます。ただしちょっと練習が必要かもしれません。
本当に細かい部分はデザインナイフ(アートナイフ)のようなカッターで切ると楽です。
カッターを使うときは下にカッティングマット(カッターマット)を敷くようにしましょう。
長い直線をカットするときも定規を当ててカッターで切ると楽です。
定規はは背に金属が付いているものか金属製のものを使わないと削れてしまいますよ(^-^;)
このとき、定規は必ず部品の上に乗せる感じにしてください。写真のような感じです。
なぜかというと、逆から定規を当てた場合、切るときになにかの拍子にカッターがずれると部品(の面)を切ってしまうからです。
定規が写真のように部品の上に乗ってれば、カッターがずれても台紙の余白が切れるだけです。
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