AFP通信の記事によりますと
東日本大震災の被災者に元気を出してもらおうと、米パイロットらが、今から80年前に史上初めて太平洋無着陸横断飛行を達成した「ミス・ビードル(Miss Veedol)」号のレプリカに乗り込み、被災地上空を飛行するそうです。
ミス・ビードル号は1931年、日本から米国本土までの8000キロの太平洋無着陸横断飛行を達成しました。チャールズ・リンドバーグ(Charles Lindbergh)氏が大西洋単独無着陸横断飛行に成功した4年後のことでした。
ビードル号が太平洋横断の旅に出た青森県三沢市では、今もなお、ミス・ビードル号の伝説が息づいており、三沢市には横断飛行の記念碑が建ち、子どもたちは学校で冒険飛行について学ぶとのこと。
詳しくは記事をご覧ください。
飛行は震災前から計画されており、いったんは中止も検討されたものの、被災者を勇気づけるため飛行することになったそうです。
「わたしたちのメッセージは、勇気と日本の人々への尊敬の念だ」
「挫折、困難、苦しみを経た今でも、日本の人たちは空を見上げている。つらい毎日の中で、空は考えや気持ちを高揚させてくれる」
とパイロットのデビッド・スタドラー(David Stadler)氏はAFPの取材に対して語ったそうです。
ちなみにこのミス・ビードル号は1931年型のベランカ スカイロケットJ-300型の長距離改造型だそうで、元は4~5人の乗客を乗せて飛ぶ旅客機だったようですね。
「ミス・ビードル号」について書かれたWikipediaの記事にもリンクしておきます。
> wikiの記事はコチラ「ミス・ビードル号」

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