AFP通信の記事によりますと
ロシア宇宙庁(Roskosmos、ロスコスモス)が24日、国際宇宙ステーション(ISS)に食料などを運搬するために同日打ち上げた無人宇宙貨物船「プログレス(Progress)」が、打ち上げ直後にシベリア(Siberia)に墜落したと発表したそうです。
同庁はわずか2行の声明の中で、原因は推進システムにあり、これが後続システムの停止につながった可能性を指摘したとのこと。
詳しくは記事をご覧ください。
ISSにはまだ食料の備蓄が最低でも2か月分あるそうですから、宇宙飛行士の皆さんにとってはただちに問題にはならないかもしれませんが、
スペースシャトルの引退によって、ISSへの補給に関してはプログレス頼みなところがありますから、心配です。
失敗が続くようなことがあれば、大きな問題へと発展していく可能性もあるでしょう。
ロシアは18日にも、人工衛星の打ち上げに失敗しているだけに心配です。
ロシアの人工衛星、打ち上げ数時間後に行方不明に
http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2821013/7651435
ただし、今回プログレスの打ち上げに使われたロケットは「ソユーズU」で、人工衛星のときに使われたロケットは「プロトン」とタイプが異なりますから、共通した設計上の欠陥があったというよりは偶然が重なっただけなのかもしれません。
特にソユーズUに関しては、過去に700回以上の打ち上げ実績があり、成功率も極めて高く、最も信頼性の高いロケットとして知られています。
ロシア国営テレビでも、旧ソ連時代も含めてロシアの貨物船が打ち上げに失敗したのは、1978年の初打ち上げ以来初めてだと伝えているそうです。
とはいえ最近はロシアによるロケット打ち上げが続けざまに失敗しているのも事実で…
ここで心配になるのが、ISSへ乗組員を送るときの有人宇宙船の打ち上げについてはどうか、ということなんですが、
現在では有人宇宙船の打ち上げには派生型の「ソユーズFG」が使われています。
共通の部品も存在するでしょうから、今後のスケジュールに何らかの影響はあるかもしれませんね……
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