エアフィックスの1/48スピットファイアMk.I極初期型を作ってます。
最初に生産されたプロペラブレードが二枚のタイプです。
今夜も湿度が高いです。塗装できないんで、調べて発見したことを書きます。
極初期型でキット化されたり完成品モデルになったりすることが多い「19 Squadron」を示す尾翼の番号「19」の数字の書体にまつわる謎解きです。

いろんなキットや完成品モデルではこの19の書体は上の図の右側みたいな形をしてます。
簡単に確認したところでは、いま作っているエアフィックスのキット、ホビーマスターとコーギーの完成品モデルなんかもこの形みたいです。
ところがエアロディティールの側面図だと、図の左側のような形に描かれていました。
どっちが正しいんでしょうか。エアロディティールが間違ってるんでしょうか。
いろんな書籍やネット上で実機写真を確認してみましたが、大判のものが少ないのもあってなかなかはっきりしません。
見ようによっちゃあどっちともとれるようなのもありますし、はっきりと右のように見えたり、左のように見えたりするのも…
書体が二種類あったとはあまり思えないんですが…
ところで、有名な編隊飛行の写真などを見ても、構図などからして明らかに宣伝用のスナップですよね。
ならばピントのボケや不鮮明に撮れてしまった部分は、絵画的に修正してある可能性がありますよね。
「19」の数字も修正が加えられているかもしれません。その過程で書体の輪郭が変わってしまった可能性もあるかもしれませんが…
そういった疑わしい要素をできるだけ廃して、真相を確認するためには、
1. 編隊飛行などで写真の一番手前にある「一番大きく写っている機体だけに注目する」こと
2. できるだけ大判の写真を見つけること
これが大事と思ってネットの海の底を探しました。
そして条件に合う写真を発見しました。出展の定かでない写真てのもあって、尾翼の問題の箇所のみを示しますが……不都合が指摘されれば写真は消します。

まず最初に驚いたのは、1の数字の右上角と左下角のわずかな丸みです。
次に9の数字は中抜きの角が丸く、そして「左上角の丸みだけが中抜きの丸みの大きさに合わされていること」でした。つまりこの左上角だけアールが小さいんです。
仮にこれを離れた距離から見たり、撮影(少しぼやけて)したらどうなるでしょうか...。
きっと2つの説の「どっちかに」見えるでしょうね。
正解は状況によっては「どちらとも見え得る中間の書体」だったわけです。
これに合わせて描いてみました(^-^)

下のがそうです。
実はこれ大発見なのかもしれません。
デカールメーカーさん、これに基づいて作れば……そのかわりいくらか分け前を…
おや、こんな時間に誰か来たようだ(笑)
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