この小説、実は邦題が2種類あります。上記のタイトルは「創元推理文庫」版で、他に「宇宙船ビーグル号」とだけ書かれたハヤカワ版があったはずです。
子供の頃は、この区別がつかなくて、てっきり同シリーズの別作品なのか、と思って両方とも買ってしまい、がっかりした記憶があります。
今回設計するのは「創元推理文庫」版で、加藤直之氏によって描かれた表紙イラストをできるだけ再現します。
ところで、この表紙は版を重ねる中で過去何度か変わっているようですが、手元にある第31版の表紙を見本にしたいと思います。
最近のものも加藤直之氏の絵ですが、31版とは少し違ったレイアウトになっています。
今回はペーパークラフトを作るにあたり、ありがたいことに加藤氏よりご許可をいただけました。
さて、自分は球体を作るのは初めてです。六角大王を使えば、ポリゴンモデルは苦も無く作れますが、最終目標はペーパークラフトですから、強度をどうやって確保するかなど考えないといけません。
球体のものにテクスチャを貼ったこともないんで、まずはその勉強を兼ねたテストからやりたいと思います。
テストなんで、面の少ない簡単な球を描きました。最上面は面を付けました。なんとなく、ここが頂点で閉じていないほうが、テクスチャは描きやすそうに感じたからです。

これを「ファイル」→「書き出し」→「テクスチャ用の展開図」を選択して、名前をつけ、円柱貼り付けを選択して、BMPの下絵を作ります。

こんな格子模様になってます。

これを元に適当(テストですからね)に絵を描き…

貼り付けて、テクスチャの位置を調節したら…

できました(^_^)

でも一部ちょっと変なところも…ああ、格子の横線ばかり意識してテクスチャを描いてましたが、縦線もちゃんと考えて描けばよかったのか。なるほど。
だいたい要領がわかった気がします。
本番用のモデルはもっと緻密なものになります。

窓とは別に二筋ある太い溝は、立体的に再現したいと思ってます。
モデルに貼り付けるテクスチャも、より緻密なものになりますが、それですら、あくまで仮のものです。
実際は展開図にしたあと、上から直接パネルなどを清書していくようにしたいと思ってます。
並行して他の作品も作っていきますから、完成までにはかなりの期間が必要になりそうですが、なんとかやり遂げたいと思います。
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