前回の続きになります。
購入時に底に貼り付ける小さなクッションのスポンジシールが入ってたと思います。
これ意外と付けてない人が多いんじゃないでしょうか。
自分はこれを貼った方が良いと思ってます。クッションとしてではなく。以下その理由です。
本体をそっと持ち上げて底を確認してもらえば分かるんですが、プラットフォームを動かす(Y軸)モーター格納部の冷却スリットって実は底に回り込んで彫られてるんです。
ベルトの駆動モーターにはファンが付いてるわけではないので、このスリットは重要だと感じます。
シールを貼らずに本体を設置すると冷却効率が落ちるので、ここは浮かせて隙間を作る意味で、このクッションシールは貼っておくのが良いと思います。
付属のフィラメントホルダーというか支えですが、割と不評みたいですね。でもメーカー純正の250gフィラメントを使う場合には、これを使う(向きも説明書通りに)のが最も適切な設置場所になります。
リールが小さいので曲がり癖もそこそこあって、別途ホルダーを用意するなどして、本体から離れた位置や高い位置に設置すると、うまく送りこまれず滑りや詰まりの原因になりやすく感じてます。
なので250gのフィラメントを使う場合にはとても頼りになるパーツです。
おまけで付いているフィラメントとメーカー純正の別売りフィラメントはかなり質が異なります。
ですが、付属のスライサーソフト(LABSLICER)との相性は良いようです。
そのLABSLICERとCURAのふたつのソフトが付属してますが、みなさん細かく数値を設定できるCURA派に流れていく傾向が強いようです。
自分は簡単に操作できるLABSLICERをもう少し極めたいと思ってます。
このソフトでの設定について煮詰まってきつつあるので、また改めて記事にします。
プラットフォームの調整の話にまたなるんですが、プリントヘッドをホームポジション(一番下)に下げて、四隅の位置(説明書にある1番から4番の位置)に手動で動かしてやっていくわけですが、先ず説明書にもあるようにホームポジションに下げる(というかヘッドの上下)のは手動ではなくコントローラーの家マークボタンでやるのが、モーターに負荷がかから無くて良いです。
一方四隅への移動は手動になりますが、1番の位置へ持ってくるときは、上手に持って慎重に平行に動かしましょう。注意しないとヘッドがプラットフォームを擦ってしまう場合もあり得ます。
自分は不器用なのか、プラットフォームに筋がついているのを見て、擦っていたのか、と気付くことがありました。
こうした場合、理由は二つ考えられます。
・前回使用時からプラットフォームが僅かに上がってきていた。
・縦軸(Z軸)を支える柱が一方にしかないのでヘッドをX軸手前に移動させてるときに知らずに下方に力が入ってしまい、アームが撓んでヘッドが下がって擦りながら移動している。
これらを防ぐには、どうせ調整するんだから調節前にプラットフォームを一旦下げておく、というのが一番簡単で良いと思います。
で、自分は更に心配性なんで、この移動のときだけつっかえ棒を噛ませてヘッドが擦らないようにしようと考えました。
それが写真に写っている赤い部品です。
このプリンターで作りました。正直言ってなにもそこまでしなくてもという感じの部品です。
ちなみにベルトに負荷をかけないように使用しない間ヘッドはホームポジションに下げておくようにしてます。
いろいろ書いてますが、慣れてくれば何も怖いことはありません。
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