2020年12月01日

3DプリンタLABISTS X1付属のLABSLICERの設定について (その1)



3DプリンタLABISTS X1に付属のスライサーソフト、LABSLICERの設定について思う事など書いてみたいと思います。

後述する設定の数値は、メーカー推奨のLABISTSの4色セット(PLA+)のフィラメントを使用してのデータになります。

X1にはLABISICERとCURAの二種類のスライサーソフトが付属してます。
普通はCURAを使うのだと思いますが、最新バージョンにアップデートすると相性の悪さが出るようで、いまひとつ使い勝手が良くありません。

自分はLABISICERを研究してみようと思いました。
中国語と英語の切り替えしかできないんで、英語にして使います。

基本的な使い方はyoutubeなどでガイドの動画なども存在するのでそちらを参考にしていただくとして、ここではカスタム設定の話をします。


・精密さか時短か…

使い始めの頃は、どれだけ積層痕の目立たない精密で綺麗な立体物が作れるか、ということに拘りがちです。
このX1は、販売時などの説明では最小ピッチが0.1mmとなってますが、説明書では0.05mmと記載されてます。
なので、やろうと思えばかなり綺麗なものを出力できるはずで、そこを突き詰めて最適な設定を模索することもできます。

自分も一度やってみましたが、どうしても一層目と最終層が粗くなるので不思議でした。
これは内側を埋める設定が粗かったからなのですが、はじめてでは気付けませんでした。

ただ、判ったのは小さなものでも積層ピッチが細かければ、とてつもなく時間がかかってしまうこと。
さらに内側も細かく充填するとなるとさらに時間がかかるわけです。

ちなみにLABISICERが示してくる出力時間は実際の半分以下です。ですから倍以上の時間がかかると覚悟する必要があります。

それで、あるとき試しに大きな物を出力してみたんですが、その時の設定は0.2mmピッチで、印刷速度はかなり早めにしたと記憶してます。
内部の充填率もかなり減らして。するとそのほうが完成が早かったばかりか、見た目も悪くなかったんです。

仕上がりが大きいと積層ピッチが0.2mmであっても気にならないんです。スケールエフェクトってやつでしょうか。

なので、どうせ積層痕は埋めるもの、と割り切って、0.2mmでやや大きめに出力することに決めました。
前置きが長くなったので記事を分割しますが、上記を前提として話を進めさせていただきます。

次回に続きます。


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2020年11月10日

模型ギャラリーを更新しました…それと雑談

「模型ギャラリー」のページに作品をいくつか追加しました。

ついつい完成記事を書いたら安心してしまって、ギャラリーページに追記するのを忘れてしまいます。
あとは満足できなかった作品は意図的に追記してない場合もあったりしますが、そちらについてはお察しください。

ついでに独り言のようなことも書いておきます。

最近いろいろ試している3Dプリンターについて、この日記カテゴリで書いてますが、そろそろ独立したカテゴリに分けるか思案してます。
本格的に活用するところまでまだ至ってないんで、時期尚早かな、という気持ちもあるんですが、新規購入する方向けの使い方アドバイスみたいにもなってしまったんで、カテゴリ分けしたほうが検索して読みに来てくださる方達にとっては見やすいのかなと。

あとはペーパークラフトを再開していきたいと思ってます。
これ定期的に言ってるんで、またかと思われるかも知れませんが…。

捗らないのは、諸々望まない事情(主にトラブルやぺパデザの仕様変更)で作業環境が変わったりして、ペーパークラフトの設計がやりにくくなってしまったこと、機器のトラブルなどによる古いデータの一部喪失(とそれによるモチベの低下)も原因の一部としてあります。
なによりメタセコイアが自分に向いてないというか、ぜんぜん使えるようになる気がしないのがダメージとして大きいですね。

ただ、これについては使えるようにならないと3Dプリンタの活用にまで支障が出るんで、ほんとになんとかしたいところです。
ちなみにブレンダーはうちの環境では動きもしませんでした。

もう意地でも六角大王を使っていくってのが個人的には近道なんですが、先々考えると微妙です。

とにかく、機器とトラブルと自分のやれる! という驕りのせいとで上手く作れず挫折したビーグル号にも決着をつけたいですし、他にもやりたいことはあるんで、先ずは勘を取り戻すために簡単なものをいくつか作っていこうと思ってます。そして目標はどんな形になろうとも、なにがなんでもビーグル号です。(あ、地獄のハイウェイもあったな…思い出してしまった。家具はちゃんと覚えてます。)


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2020年10月25日

LABISTSのフィラメントのお話

自分は本体と一緒にLABISTS純正のフィラメント(250gのリールが4色入ったセット)を買ってたんですが、フィラメントの表面が妙につやつやしてるなぁ、とだけ思ってて、つい最近気づいたんですが、ラベルの表記が「PLA+」でした。

3d_priter_17.jpg

最近まで知らなかったんですが、PLAのフィラメントには「PLA」と「PLA+」の二種類があるらしいです。
一般にはPLA+のほうが使いやすい、ということのようです。

具体的にはPLA+のほうが、出力の失敗が少なく強靭で切削性が良いとされています。

ただ、自分は本体付属のお試し用のフィラメント(PLAで10メートル)を使いきったあとすぐにこちらに移行したんで、比較のためのデータというか経験が足りてないんですが、機会があればじっくり比較してみたいと思っています。

その少ない経験で言えることとしては、切削性については確かに若干優れているかもしれませんが、だからといってプラモデルのプラなんかと違って、やはり硬いことに違いはありません。PLAと比べて極端な差はないと感じます。
印刷のミスについては確かに起こりにくくなりました。
特に印刷スピードを上げた場合でもズレが起きにくく、つまりは各層のくいつきが良いと言えると思います。
温度はちょっと高めに設定(自分は200°前後で使ってます)してやると良いと思います。

とりあえず今回は気付いたこととして、ざっくり書かせていただきました。
この記事を書いている時点で、Amazonの商品ページでは、このフィラメントがPLA+だという説明はされてないと思います。
実際商品パッケージにも書かれてませんし。開封してスプールのラベルを見てはじめて気づく、という感じです。


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