勉強させていただきます。選んだのは1/150の電気屋さんです。
自分も1/150のペーパークラフトをいくつか設計して公開してきました。
標準的な建物の寸法を想定して縮尺したつもりではありますが、みにちゅあーとシリーズの物と並んだときに違和感が無いかを確認してみたかったんです。
あとは、長く続いているこのシリーズのキットから学べる事も何かあるのかな、というのもあります。
しかし、機械で切り出された厚紙を重ねたり組み合わせたりする作り方は独特で、構造の点では勉強させてもらえる部分は無さそうです(^_^;)
凄いと思ったのは厚紙なので丈夫に仕上がること。窓などには透明プラ板が使われていて想像以上にリアルに見えることでしょうか。

組み立て難度は正直言って高いなぁ、と感じました。特に壁面を重ね貼りするときにずれると後々大変なことになったりするので注意が必要です。
接着剤は手芸ボンド(木工ボンドみたいなものです)をメインで使いましたが、広い面積を重ね合わせるときに、ボンドの水分を吸って反ってしまうことがありましたので、そういうところはGボンドかテープのりなどを使うと良いかもしれません。
自分も二箇所ほど反りを経験して以降はテープのりを併用しました。
建物の端、壁を貼りあわせたときに僅かに隙間ができました。

最初に外壁と内壁の部品を貼り合わせたときに少しずれていたのかもしれません。
自分は部品を切り出したあとの余白を細切りして、その表面だけを薄く剥がし、貼り付けることで隙間を最小限にしました。

さらに3ミリ幅の余白を耐震補強工事の柱が入った壁に見立て貼り付けることで、隙間を判らなくしました。

物干しはなかなか細かい作りです。手摺の細い部分は、ほぼ切り抜き済みキットならではの表現ですね。

組み立てにあたって、窓枠や入り口のサッシ部分などは銀色で塗装しました。
完成しました。電気屋さんです。なかなか面白いキットでした。

自分の設計した物と並べて眺めてみても、一階あたりの高さとか、窓の大きさなど、特に違和感は感じませんでした。ちょっと一安心(^_^)
とにかく構造が頑丈であること。複数の色の異なる紙を重ねたり、組み合わせたりする構造なので、色褪せが起こり難い点などは、ほんとに素晴らしいですね。
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