2010年10月25日

スピットファイアMk.I極初期型の製作

エアフィックスの1/48スピットファイアMk.I極初期型を作ります。
最初に生産されたプロペラブレードが二枚のタイプです。

エアフィックスのキットは、モールドが筋彫りですけどちょっともったりした感じで、部品の表面はうっすら梨地になってます。
かなり頑張ってますが、国産のキットに慣れてると物足りなく感じるかもしれません。
デカールの印刷は薄い色の部分をよくよく見ると印刷の粒子が見えます。気にしなければそれで良いんでしょうけど……

そこで、タミヤのMk.Iから国籍などのデカールを転用することに。
いえ、どうせだったらプロペラとキャノピーだけエアフィックスを使って、タミヤのMk.Iに移植する方が綺麗に仕上がるんじゃないか…とゆうことで、邪道な作戦が実行されることになりました(^-^;)

ところが世の中はそんなに甘くないですね。
キャノピーの部品を比べてみましょうか。

spitf_mk1_keika_5.jpg

エアフィックス(左)とタミヤ(右)です。
極初期のキャノピー前面は資料が少ないんで間違ってるかもしれませんけど、タミヤのMk.Iのような「後の型」に見られる前面の防弾ガラス(?)に付いた太いフレームを除去した感じなんだと考えられます。
エアロディティール(8)をお持ちでしたら、13の写真を見てください。ここから前に出ているフレームを無くした感じです。ただし正面ガラスのフレーム上部の角は丸みが少ないようです。エアロディティールの表紙のイラストは少し丸みがありすぎに思えます。

ふたつの部品を見比べるとぜんぜん形も大きさも違ってるのに気づきます。
タミヤを基準にすると、仮に前面のフレームをカットしたとしたら、赤い線が前面ガラスの傾斜角度です。
エアフィックスは角度が浅すぎてしかも全体に前後が長すぎます。カッコよすぎですw

そこで実際に……


spitf_mk1_keika_9.jpg

エアフィックス(上)とタミヤ(下)を仮組み立てしました。
エアフィックスのは凄く空気抵抗の少ないカッコいい雰囲気になってますw
たぶんMk.V以降のキャノピーより浅い角度なんじゃないでしょうか。
これは英国紳士達が抱く、祖国の救世主スピットファィアへの絶対的な愛が生んだ脳内イメージなんでしょうか(笑)

ただし、下側のフレームの丸みはエアフィックスのが正確です。タミヤは部品の下端がSの字を描いてますが、この形は資料によってはMk.Vあたりからと記されてます。
部品の共通化のためにこうなってるんでしょうか。タミヤのMk-Iは普通に組み立てる場合でも、このSの字の合わせ目はパテで消して、丸みのあるアールに彫りなおした方が良いと思います。

とにかくキャノピーと胴体の合わせ目の形が違うというだけでも、先行きが怪しいですよね(^-^;)
形の違いに目を瞑ってタミヤにくっつけるとしても……

spitf_mk1_keika_7.jpg

やっぱり少し長いです。

spitf_mk1_keika_8.jpg

こっちはタミヤを普通に仮組み立てしたものです。ここからフレームをカットするとキャノピーの始点はエンジン後方、上部燃料タンクのパネルの後端からになります。
実際にエアロディティールの写真から推測しても同じになりますから正確です。
そしたらタミヤのキャノピーからフレームを切ってプラ板を貼って加工するか…といきたいとこですが、汚くなりそうでちょっと自信がないです(^-^;)
なにより上部にバックミラーを付けるための切り込みがあるんで駄目です。

じゃあどうしたら良いでしょう。
その1 間違いに目を瞑って、エアフィックスのキットのまま組み立てる
その2 キャノピーは諦めてタミヤにプロペラだけ極初期型を使う
その3 頑張ってクリアバックスかどこかのバキュームキャノピーを手に入れる

皆様には「その3」をおすすめしますが……いま敢えていろいろやってみてるところです(^-^;)


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posted by Hol_nice at 23:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 模型 | 更新情報をチェックする
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